佐賀県武雄市御船山楽園で開催されているチームラボの「かみさまがすまう森のアート展」に行ってきましたので、レポートします^^
2017年10月9日まで開催中ですので、是非足を運んでみて下さいね。
チームラボかみさまがすまう森のアート展とは
約50万平米の大庭園・御船山楽園を舞台とした、チームラボによる展覧会です。
樹齢3,000年以上の武雄神社の神木である大楠はじめ、庭園というよりほとんど森のように感じる御船山楽園。そんな森とデジタルアートが融合した美しく静かな空間は、一見の価値のある感動的なものです。
場所 | 御船山楽園:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100 |
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期間 | 2017年7月14日(金)~10月9日(月) |
料金 | 大人1600円、中高生1200円、小学生800円、未就学児無料 |
P | 約1,800台 |
HP | https://www.teamlab.art/jp/e/mifuneyama2017/ |
チームラボかみさまがすまう森のアート展に行く前に
スニーカーなど歩きやすい靴で
御船山楽園は庭園、自然路なので、山道の上り下りも多いです。
歩きやすい道もありますが、しっかりした舗装はされていません。
砂利道、山道、岩の階段の上り下りがあるので、ペタンコの靴かスニーカーがオススメです。
所要時間
全ての展示をしっかりじっくり見るなら約2時間です。(私は2時間かけました^^)
さっさと周る、一部は遠目に見る程度でいいかな?という感じなら1時間でも可能だと思います。
チームラボかみさまがすまう森のアート展の作品の場所
こちらは御船山楽園の地図です。
番号は作品のあるところです。
作品名
①小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング
②グラフィティネイチャー – 廃墟の湯屋に住む生き物たち
③夏桜と夏もみじの呼応する森
④生命は連続する光 – ツツジ谷
⑤増殖する生命の巨石
⑥岩割もみじと円相
⑦忘却の岩群
⑧かみさまの御前なる岩に憑依する滝
⑨連続する生命の記憶
⑩切り取られた連続する生命 – 森の天井
⑪切り取られた連続する生命 – 森の道
⑫岩壁の空書 連続する生命 – 五百羅漢
⑬五百羅漢の洞窟に掘られた三仏体の磨崖仏
⑭WASO Tea House – 小さきもの中にある無限の宇宙に咲く
チームラボかみさまがすまう森のアート展レポート
写真をたくさん撮ってきましたのでレポートします^^
感想について語彙力と感性が足りないのは悪しからず笑
①小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング
巨大な鯉が悠然と泳ぎ、鯉が段々早くなってドローイングする様はとても幻想的でした。
②グラフィティネイチャー – 廃墟の湯屋に住む生き物たち
ワニ、イモリ、蝶、花などから一つ選んで自身が色塗りしたものが、廃墟の湯屋に映し出されます。
色塗りしてどうなるのか知らなかったので花を選びましたが、正直、花は自分が塗ったものがどれなのか判別できません。
結構頑張って探しましたがついに見つけきれませんでした笑
これから行かれる方は、生き物、特に爬虫類が目立つのでオススメです^^
③夏桜と夏もみじの呼応する森
七色にライトが変わりイルミネーションみたいになっていました。
④生命は連続する光 – ツツジ谷
写真がぼやっとしてしまいましたが汗
庭園というより森!という感じがすごく出てます。壮大です。
⑤増殖する生命の巨石
「コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続け、あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない」とのことです。すごい。
この地域で一年間に咲く花を一時間ごとに描いているそうで、とても鮮やかで美しかったです。
⑥岩割もみじと円相
岩を割って生えている紅葉の岩に円を描いています。
ずっと見ていると心が洗われるような不思議な感覚。
⑧かみさまの御前なる岩に憑依する滝
プロモーションで一番よく目にする作品かと思います。
神々しくてマイナスイオンが出ていそうな滝ですが、実物でなくプロジェクションマッピングです。
⑫岩壁の空書 連続する生命 – 五百羅漢
岩壁に空書が描かれています。
⑭WASO Tea House – 小さきもの中にある無限の宇宙に咲く
茶碗のお茶にお花が描かれ、外へと散っていきます。
その他
作品名はありませんが、いくつか掲載します。
こちらは①~⑭への道中にあった竹明かり。
同じく①~⑭に至る道中にあった竹明かり。ポップで可愛らしい。
①の池の反対側にある、樹齢170年の大藤の下にある竹明かり。
そばに萩野尾御茶屋があり、座って池を眺めることが出来ます。
チームラボかみさまがすまう森のアート展の感想
作品はどれもとても良く、一見の価値ありです!
これは本当に来てよかったな~と思いましたし、オススメできます(*^^)v
鑑賞の実情も記載しておくと、道順はとにかく分かりにくかったです(+o+)
夜で暗い上に道中の照明はなく、案内板はもちろん、行き止まりの場所にも案内はありません。
上に掲載した公式の地図は簡略化されており、脇道が結構あります。
どっちに進めばいいのか、メインの道はどっちなのか、地図と照合しつつウロウロ・・・
もっとも、上に掲載した地図と解説を受付でもらえますが、暗くて見えません。
進みながら道端の足元灯にしゃがみこんで照らしたり、スマホで照らしたりして何とか見ていました。
とりあえず進んだところにある作品を五感で鑑賞できればいいかな~という方はストレス無く見れるかもしれません。
解説やクリエイターが意図したものを理解しながら見たい方、写真をきちんと撮りたい方、どれがどの作品か確認しながら全ての作品を網羅したい方にはなかなか不便です。
スタッフは要所要所に立っていますが、立って見ているだけで案内はしてくれません。
こちらから聞けば教えてくれるけど、お客さんが皆ウロウロしているのにこの不親切さは一体・・・と思いつつ笑、展示会のコンセプトからして自然の中に迷い込む非日常感を大切にし、案内板やスタッフからの声掛けは極力しないようにしているのだと思い直しました。
ぜひ、異空間な森の中に迷い込んでみましょう^^
おわりに
美しくて心洗われるかみさまがすまう森のアート展。
2017年10月9日まで開催されていますので、ぜひ訪れてみて下さいね。